姿勢が悪いと骨盤の上に頭がのっていません。
背中が丸まっていて身体の軸よりも前に頭があります。
そのために軸からはずれた重い頭を支えるために
首や肩の筋肉がいつも緊張しています。
これが首肩がこる原因にもなります。
とくに頸椎4番は耳に関連していると
言われています。
聴力低下の原因は年のせいだけではなく、
悪い姿勢による筋肉のかたさが関係していることがあるようです。
ツボと呼吸で姿勢がよくなってきた70代女性のお話です。
いい姿勢を保つだけでなく、
耳が聴こえにくいのが改善されるようにと
継続して快育に通われています。
腰がのびて背中の丸まりが改善されてきました。
背骨に息が入る感覚もだいぶわかるようになっています。
腰、背中、肩と下からよくなり
骨盤の上の軸に身体がのるようになってきました。
頭を支える首の筋肉をさらにゆるめるように
ツボを選んでお灸をします。
今回は奇経のツボも選ばれました。
しあげにツボと呼吸とうごきの誘導で
首や胸の筋肉と耳の周りの筋肉が
ゆるむようにしました。
その結果、ご本人の感想によると
はじめは10段階で1か2くらいだった聴こえ方が
4から5くらいに上がり、
水の中にいるような耳閉感が半分ほどに減ったそうです。
とくに耳の聴こえ方がはっきりしてクリアに聴こえる
ようになったことが大きな違いだそうです。
file No.10 施術に選ばれた主なツボ:列缺、翳風、復溜、後渓、申脈など
※ツボについての考察です。個人の感想です。効果を保証するものではありません。同じお悩みに同じツボで効果があるわけではありません。ツボと骨のつながり、呼吸と動きで整います。
ホームへ
ブログ>ツボのつながり